今すぐできる抜け毛予防に生活習慣の中でできる簡単なこと

抜け毛や薄毛は年齢と遺伝で決まると考えて、諦めている人が多いです。しかし、年齢と遺伝だけで決まりません。年齢や遺伝の影響は半分ぐらいで、残りの原因は普段の生活の中に隠れています。今からでも遅くありません。できる対策を取りましょう。

抜け毛を予防するには頭皮の柔らかさが重要!硬くなる原因は

頭皮の柔軟性って気にしたことありますか?

 

顔の皮膚であれば、鏡を見るときに昔より硬くなったと実感したり、良く触るから硬さも把握しやすいです。しかし、頭皮の硬さって、正直言って触ってみても、よくわからないですし、ましてや見ることなんてそうそうありません。

 

しかし、頭皮は日ごろの習慣の積み重ねで、だんだんと硬くなっていきます。歳とともに体中の皮膚は徐々に硬くなっていきますから、頭皮が硬いことが良くないことはなんとなく分かると思います。実際頭皮が硬いことは、頭皮の健康を損ない、髪にとって良くありません。

 

頭皮が硬くなる原因と対策を見ていきましょう。

 

頭皮が硬くなる原因

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頭皮が硬くなる一番の原因は、頭皮の血行が悪いことです。頭皮の血行が悪くて、頭皮が凝っているのです。

 

食生活が乱れて必要な栄養素を満遍なく摂れていなかったり、睡眠不足や運動不足、ストレスが続く生活を送ったりしていると、頭皮とその周辺の血行が悪くなります。すると、頭皮に必要な栄養が届かず、頭皮は柔軟性を失います。これが、頭皮が硬くなった状態です。

 

このような昔からの原因に加えて、最近は、目の疲れが頭皮の血行不良を引き起こしています。というのも、頭皮に至る血管は目の近くを通っていて、目の酷使が目の周りの血行を悪くし、頭皮の血行をも悪くするからです。仕事やプライベートでも、四六時中、パソコンやスマホを見る現代の生活が、目の疲れを招いています。

 

首や肩の凝りも頭皮の血行を阻んで頭皮を硬くします。頭皮へと分かれている太血管が、首や肩を通っていて、ここが凝ることで、血行が悪くなるからです。

 

頭皮の硬さと抜け毛の関係は

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頭皮が硬いというのは、結果であり、何の結果かというと血行が悪いことの結果です。つまり、頭皮が硬いということは、頭皮の血行が悪くなっているということです。

 

血行の良し悪しは、目で見えませんから、他の何らかの様子から推し量るしかありません。その1つが、頭皮の硬さです。頭皮が硬いということは、頭皮の血行が悪いこととの指標なのです。

 

血行が悪ければ、その部分の細胞に栄養や酸素が十分に行き届かなくなります。頭皮の血行が悪ければ、毛根は弱くなり、強く健康な髪を作り出すことができなくなります。ひどくなれば、髪を維持できなくなり、髪は抜け落ちます。

 

頭皮が硬いと必ず髪が抜ける、というわけではありませんが、1つでも原因を取り除いておくのは良いことです。

 

硬い頭皮を柔らかくする方法

 

硬くなった頭皮は柔らかく戻すことが可能です。頭皮が硬くなったのは、日々の悪い習慣が時間をかけて繰り返された結果ですから、戻すのも、1度だけこれをすれば良くなるというものではありません。

 

しかし、原因を取り除いて、頭皮が硬くなるのを止めるとともに、柔らかくする方法を取り入れることで、徐々に頭皮は本来の柔らかさを取り戻します。

 

1.食生活、睡眠、運動の習慣を改善する

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 食事については、頭皮を柔らかくする栄養素と言うものがあるわけではありません。ですから、これを食べ続ければ、良くなるという食材はありません。

 

そうではなく、必要な栄養素を欠け落ちないように、一通り摂るよう意識することが必要です。頭皮に必要な栄養素といっても、身体にとって必要な栄養素とそれほど変わりません。たんぱく質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラルをしっかり摂れるように色々な食べ物を生活に取り入れることが、頭皮の健康につながります。

 

睡眠時間は、人によりますが、6から7時間は毎日確保できるようにしましょう。長さだけでなく睡眠の質も大事です。パソコンやスマホを見るといった脳を興奮させることを寝る直前まで行うことはやめた方がよいでしょう。

 

運動は血行を促進します。かといって、いきなりジョギングを始めるといったことは必要ありません。たまに1回激しい運動をするというのも、効果的ではありません。

 

逆に、少しの距離なら歩くようにするとか、エスカレーターやエレベーターの代わりに階段を使うといった、普段できるちょっとしたことを継続することが大事です。

 

2.ストレスを発散する

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 ストレスを感じると、血管が収縮したり、ホルモンのバランスが乱れたりして、これは血行不良を招きます。

 

しかし、ストレスを感じない生活を送るというのは無理な話です。ですから、ストレスを貯めないように発散することが大事です。好きなことや、気分転換になること、ストレスを解消できることを見つけて、これらを定期的に生活に取り入れましょう。

 

 3.身体を冷やさない

身体が冷えれば、血行は悪くなるものです。血管は体の中でつながっていますから、頭皮の冷えを避けるというより、身体の全体の冷えを改善することが、頭皮の血行の悪化を防ぐことにつながります。

 

冷たい飲み物は胃を冷やし、その周りの血管が冷やされて、全身の血液が冷たくなります。逆に、温かい飲み物を飲むと、胃から周りの血液が温まり、頭皮の血行も改善します。積極的に取り入れると良いでしょう。

 

4.頭皮のマッサージを行う

ここまでの33つは、頭皮が硬くなる原因を避けることで、頭皮が硬くなるのを止めるための方法です。4つ目は、積極的な働きかけで、マッサージによって、凝り固まっている筋肉を緩ませます。

 

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筋肉が緩むと、血管が広がりやすくなるので、頭皮の血行が改善します。頭皮の血行が良い状態を続けば、頭皮は徐々に柔らかくなっていきます。

 

特別なやり方はありませんが、指の先で優しくさすったり、細かく前後左右に動かしたりすればよいです。間違っても爪を立ててはいけません。

 

ただし、頭皮はとても繊細なので、早く効果を実感したいからと力任せに無理やり凝りをほぐそうとしたり、長時間やり過ぎたりすると、かえって頭皮の負担になるので、ちょうどよい力加減と時間で、毎日続けることが大事です。